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12月17日-06号

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  1. 塩尻市議会 2021-12-17
    12月17日-06号


    取得元: 塩尻市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-26
    令和 3年 12月 定例会          令和3年塩尻市議会12月定例会会議録                 第6号---------------------------------------            令和3年12月17日(金曜日)---------------------------------------               議事日程(第6号)                       令和3年12月17日午前10時00分開議第1.市長提出議案に対する委員長審査報告質疑討論採決 議案第1号 塩尻手数料徴収条例の一部を改正する条例   第2号 塩尻都市公園条例の一部を改正する条例   第3号 塩尻国民健康保険条例の一部を改正する条例   第4号 塩尻市立小学校中学校条例の一部を改正する条例   第5号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例   第6号 市道路線の廃止及び認定について   第8号 令和3年度塩尻一般会計補正予算(第10号)   第9号 令和3年度塩尻国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)   第10号 令和3年度塩尻後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)   第11号 令和3年度塩尻水道事業会計補正予算(第2号)   第12号 令和3年度塩尻下水道事業会計補正予算(第1号)第2.議員提出議案に対する委員長審査報告質疑討論採決 議会第1号 塩尻手話言語条例第3.議員提出議案審議 議会第2号 私立高校への公費助成に関する意見書     ------------------------------◯出席議員(17名)    1番  牧野直樹君             2番  樋口千代子君    3番  赤羽誠治君             4番  平間正治君    5番  小澤彰一君             6番  篠原敏宏君    7番  中野重則君             8番  横沢英一君    9番  西條富雄君             10番  青柳充茂君    11番  金子勝寿君             12番  山口恵子君    13番  古畑秀夫君             15番  中村 努君    16番  丸山寿子君             17番  柴田 博君    18番  永田公由◯欠席議員(なし)◯欠員(1名)     ------------------------------◯説明のため出席した者 市長          小口利幸君   副市長         米窪健一朗君 教育長         赤羽高志君   総務部長        横山文明君 企画政策部長      高砂進一郎君  市民生活事業部長    大槻正弘君 健康福祉事業部長    百瀬公章君   産業振興事業部長    百瀬 敬君                     (産業政策観光担当) 産業振興事業部長    上條吉直君   建設事業部長      細井良彦君 (農政・森林担当) 生涯学習部長      胡桃慶三君   こども教育部長     青木正典君 水道事業部長      塩原恒明君   秘書広報課長      塩原清彦君     ------------------------------◯事務局職員出席者 事務局長        小松秀典君   事務局次長       小澤秀美君 事務局係長       酒井千鶴子君     ------------------------------            本日の会議に付した事件議事日程(第6号)記載事件のとおり                              午前10時00分 開議     ------------------------------議長牧野直樹君) 皆様、おはようございます。 ただいまの出席議員は17名で定足数を超えておりますので、これより本会議を再開し、直ちに会議を開きます。 それでは、お手元の議事日程により議事に入ります。     ------------------------------日程第1 市長提出議案に対する委員長審査報告質疑討論採決議長牧野直樹君) 日程第1 これより市長提出議案に対する各委員長から審査報告を求めることにいたします。 議案第1号及び第2号の2件を一括して議題といたします。総務産業常任委員長報告を求めます。 7番 中野重則さん。 ◆総務産業常任委員長中野重則君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、総務産業常任委員会に付託されました議案第1号及び第2号について、審査の結果及び経過について御報告を申し上げます。 当委員会は12月10日に開催し、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第1号 塩尻手数料徴収条例の一部を改正する条例につきましては、住宅の質の向上及び円滑な取引環境のための長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の一部を改正する法律が令和4年2月20日から施行されることに伴い、必要な改正をするものとの説明を受け、委員より、一戸建ての住宅手数料で変わらないものと高くなるものがあるが、その区分けはどうなっているのかとの質問に、災害配慮基準審査時間の増加や維持管理基準審査時間の減少等を積み上げた結果となっているとの答弁があり、委員より、適合証住宅性能評価書の違いは何かとの質問に、法改正により適合証確認書と名称が変わり、設計住宅性能評価書住宅性能評価書は同じものとの答弁がありこれを了承いたしました。 次に、議案第2号 塩尻都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、小坂田公園マレットゴルフ場無料化に伴い、有料公園施設及び使用料の規定から小坂田公園マレットゴルフ場を削るものとの説明があり、委員より、再整備計画前から無料化の議論があったが、このタイミングになった理由は何かとの質問に、マレットゴルフ協会から平成30年に正式に無料化要望の文書を頂き、無料化に伴う維持管理について協議を進めてきたが、今年の夏、調整が整い合意形成ができたため、このタイミングとなったとの答弁があり、委員より、利用したい場合、申込みは必要か、勝手に利用できるのかとの質問に、9時から17時までは誰でも利用できる。大会等で占用が必要な場合は申請が必要であるが、マレットゴルフ協会へ周知していくとの答弁があり、委員より、マレットゴルフ協会権利意識を持つことで他の利用者が使いにくいことはないかとの質問に、松本平広域公園でも無料で利用し大会等も開催しているため、参考にしながらマレットゴルフ協会と調整を図っていくとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、総務産業常任委員会審査報告といたします。 ○議長牧野直樹君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第1号及び第2号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第3号から第5号までの3件を一括して議題といたします。社会文教常任委員長報告を求めます。 5番 小澤彰一さん。 ◆社会文教常任委員長小澤彰一君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、社会文教常任委員会に付託されました議案第3号から第5号までについて、審査の結果及び経過について報告いたします。 当委員会は12月13日に開催し、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第3号 塩尻国民健康保険条例の一部を改正する条例につきましては、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が令和4年1月1日から施行されることに伴い改正するもので、出産育児一時金の支給額を40万4,000円から40万8,000円に引き上げるものであり、分娩機関での分娩に関連して重度脳性麻痺になった家族の経済負担の軽減を目的に、出生児1人当たり3,000万円が支払われる産科医療補償制度保険料が1万6,000円から1万2,000円に引き下げられることにより、これまでこの保険料相当分出産育児一時金と合わせて合計で42万円支給していたものを、国では少子化対策として今後も総額42万円を維持すべきとの趣旨から改正が行われ、本条例改正するものとの説明を受け、これを了承しました。 次に、議案第4号 塩尻市立小学校中学校条例の一部を改正する条例につきましては、塩尻市立木曽楢川小学校及び楢川中学校を廃止し、新たに塩尻市立楢川小中学校を設置することに伴い、名称及び位置を定めるもの。また、関連する七つの条例について、改正または廃止するものという説明を受けました。 委員より、一般の小中学校と9年間の小中一貫校とした場合の違いについてとの質問に対し、教職員小学校中学校両方の免許を持っていることが望ましい。また他校からの転出入の際の説明には、従来の学年の区切りではないことを丁寧に説明し対応することが必要との答弁があり、また委員より、児童・生徒数の推移と教職員数の維持はとの質問に対し、今年度の児童・生徒合計数は101人、令和4年が98人、令和8年では75人と、年々減少の見込みである。教職員数クラス数で配置されるので、開校の令和4年度の配置数が維持されていく。今後さらに減少が続き、複式学級になる頃には別の検討をしなければならなくなるが、そうならないよう小規模特認校制度を導入して、児童・生徒が多く通学してもらえるような取組が大事であるとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第5号 地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例につきましては、新たに特定非営利活動法人ビレッジならかわを追加するものとの説明を受けました。 委員より、これは市税に関わるものだが、この法人への寄附は県税の控除になるものかとの質問に対し、県は特例認定法人対象となる制度があるが、特例認定法人の場合は市の制度には該当しないので、県税の控除の対象にはならないとの答弁があり、また、委員より、この法人がこの制度対象となる主たる活動は何かとの質問に対し、公共交通空白地域有償運送事業地域内の国道及び沿道の清掃活動、中学生によるボランティア活動も促して実施をしている子ども社会参画地域貢献意識育成事業との答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げ、社会文教常任委員会審査報告といたします。 ○議長牧野直樹君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第3号から第5号までの3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第6号を議題といたします。総務産業常任委員長報告を求めます。 7番 中野重則さん。 ◆総務産業常任委員長中野重則君) 〔登壇〕 総務産業常任委員会に付託されました議案第6号について、審査の結果及び経過について報告いたします。 議案第6号につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第6号 市道路線の廃止及び認定につきましては、市道路線の廃止及び認定について、道路法第8条及び第10条第3項の規定により、1路線を廃止し、新たに4路線認定するものとの説明を受け、委員より、国道19号線のうち、市に移管される路線名国道片平桜沢線市道になることによって地方交付税は増額されるのかとの質問に、地方交付税算定基礎の中には市道の延長、面積の項目があり、今回の認定によって当然算定基礎は増えるため、地方交付税は増額されるとの答弁があり、委員より、旧国道片平桜沢線は旧国道であり、市道になることで道路の規格や基準は変わるのかとの質問に、国道大型車通行量等により、路盤・表層の規格を決めている。今後、市道となれば普通車の通行が基本となるので、それに合わせた規格となり、今後、修繕もそれを基準としていくとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、総務産業常任委員会審査報告といたします。 ○議長牧野直樹君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案6号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決されました。 次に、議案第8号から第12号までの5件を一括して議題といたします。予算決算常任委員長報告を求めます。 15番 中村 努さん。 ◆予算決算常任委員長中村努君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、予算決算常任委員会に付託されました議案8号から第12号までの各議案における審査の結果について御報告申し上げます。 当委員会は12月14日に開催し、慎重審査の結果、全ての議案全員一致をもちまして、原案のとおり可決すべきものと決しました。 議案第8号 令和3年度塩尻一般会計補正予算(第10号)において、自由討論がありましたので御報告いたします。 塩尻型MasS構築事業について、実証実験の2,500万円の補正ということだが、自動運転本格運行までの全体を考えると、必要な道路インフラの整備や交通法規改正といった路面電車整備に匹敵する事業になるのではないかと思う。人口減少教育福祉社会保障費が増加する中、本市の財政規模から不安を覚える。実験対象塩尻駅から市役所ということだが、市内には自動運転に高度な判断が必要な場所や場面があり、安全性に不安がある。西通線東通線直線部分自動運転に必要な機器を設置しながら、もっと簡単な段階から実験を重ね、実現性を判断されたらどうかという意見がありました。 以上を申し上げまして、予算決算常任委員会報告といたします。 ○議長牧野直樹君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第8号から第12号までの5件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長報告はいずれも原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議案第8号から第12号までの5件は原案のとおり可決されました。     ------------------------------日程第2 議員提出議案に対する委員長審査報告質疑討論採決議長牧野直樹君) 日程第2 これより議員提出議案に対する委員長からの審査報告を求めることにいたします。 議会第1号を議題といたします。社会文教常任委員長報告を求めます。 5番 小澤彰一さん。 ◆社会文教常任委員長小澤彰一君) 〔登壇〕 社会文教常任委員会に付託されました議会第1号 塩尻手話言語条例について、審査の結果及び経過報告いたします。 当委員会は11月25日に開催し、条例案には総務産業常任委員会に関する内容もあることから、当委員会における審査のみでは不足があると考え、塩尻会議規則第71条の規定により、総務産業常任委員会連合審査会を申し入れることを決定し、同日申入れを行いました。総務産業常任委員会から同意が得られましたので、12月13日開催の当委員会において、12月15日に連合審査会等を開会する旨を決定いたしました。 12月15日の連合審査会終了後、当委員会において議案に対する討論採決を行う中で、4人の委員より、この条例が制定されることにより、手話に対する理解の促進及び手話の普及につながり、手話を使う人々のアイデンティティーを大切にすることになる。また、共生社会ということが叫ばれている。市は具体的施策関係者意見を聞きながら進めていただきたい。 また、議員は、健常者には何でもないことでも、ろう者にとっては大変な障害、社会的障壁になっているということを伝えることができる。また、やっとスタートラインに立つが、議会が何に取り組んでいるかを示していくこと、推進のため、市がどこの部署にこれを担当させるかも重要と賛成討論があり、慎重審査の結果、議会第1号は全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上を申し上げ、社会文教常任委員会審査報告といたします。 ○議長牧野直樹君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。 16番 丸山寿子さん。
    ◆16番(丸山寿子君) 議会第1号 塩尻市議会手話言語条例に対し、賛成の立場で討論をさせていただきます。 この条例は、手話言語であるという認識に基づき、ろう者をはじめ全ての市民が共生することのできる地域社会を目指すものであります。塩尻市議会ろう者皆さんと深く関わったのは、平成14年に選挙活動における要約筆記通訳認定等を求める意見書を政府及び関係行政庁に提出したのがきっかけでした。その後、議場において手話通訳要約筆記通訳を可能とし、当事者の皆さんに多くの傍聴をしていただきました。 また、議会基本条例を制定後の議会報告会においては、1年に1回は手話通訳要約筆記通訳を設定してきましたが、その中で貴重な御意見をお聞きしました。それは災害時の避難所において、ろう者は音声が聞き取れないので、情報を逃さないようにと常に緊張し疲労しており、手話通訳文字情報が必要であるというもので、聞こえないことによる社会的障壁をなくすことの必要性でした。また、手話でこんにちはの一つができるだけでも、手話を必要とする人の存在を認めていることが伝わり、お互いに心を開くことができるとの話に、歩み寄ることで一つずつ障壁をなくしていけるのだと感じました。 市議会としても、合同審査のときに出された意見にもあるように、自らの研さんとともに今までの経験も生かして、執行する市や市民事業者ろう者の思いをつないでいかれるよう今後も努力をしてまいりたいと思います。この条例が制定されることで、健聴者にとっても手話を学ぶ機会が得られ、結果として手話を必要とする人と相互に理解し合い、共生も進むことを願い、以上を申し上げまして、議会第1号に対する賛成討論とさせていただきます。 ○議長牧野直樹君) ほかにありませんか。 8番 横沢英一さん。 ◆8番(横沢英一君) 私も、賛成の立場で意見を申し上げます。この手話言語条例は、議員手話言語であることへの理解を深め、制定に向けた議論を重ね、議員提案による塩尻手話言語条例であります。目指す方向は共生社会の形成への第一歩であると考えます。 この条例を契機といたしまして、市民一人一人が手話言語であることを認識し、誰も取り残さない、誰もが夢と希望を持てる持続可能な共生社会の実現に向け、また市民意識の醸成につながることを目指して、私は条例制定賛成意見といたします。 ○議長牧野直樹君) ほかにありませんか。----ないので、討論を終わります。議会第1号に対する討論は全て賛成意見でありますので、採決をいたします。 お諮りいたします。委員長報告原案可決であります。委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号は原案のとおり可決されました。     ------------------------------日程第3 議員提出議案審議議長牧野直樹君) 日程第3 これより議員提出議案の審議を行います。 提出議案はお配りしてありますとおりであります。 お諮りいたします。議会第2号は、委員会付託を省略し即決したいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、議会第2号については委員会付託を省略し即決することに決定いたしました。 議会第2号を議題といたします。提案理由説明を求めます。 5番 小澤彰一さん。 ◆5番(小澤彰一君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、議会第2号 私立高校への公費助成に関する意見書について、提案理由を申し上げます。 当委員会に回付された12月陳情第1号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情書が採択されたことにより、社会文教常任委員会として意見書を提案するものです。 私学は独自の建学の精神に基づき、生徒の個性を育むことによって、学習・文化活動、スポーツ、地域への貢献等に大きな成果を上げています。2010年度より就学支援金制度改正され、また昨年度からは一定の収入未満の世帯では授業料無償化が実現しました。しかし、対象から外れる世帯では学費の負担差があり、保護者の多くは公立と私学の学費の差は大きいと実感しているところです。 塩尻市では市政の柱の一つとして教育に力を入れ、他市町村に先駆け2014年度より経常費補助金の増額を図っております。子どもたち教育条件改善のため、公教育の一翼を担う私学振興を考え、意見書を政府及び関係行政庁宛てに提出するものです。 以上を申し上げ、提案理由とします。全議員の皆様の御賛同をいただきますようお願い申し上げます。 ○議長牧野直樹君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議会第2号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第2号を原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。議会第2号の意見書が可決されましたが、この条項、字句、数字、その他整理を要するもの、また意見書提出先等については議長に一任願いたいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長牧野直樹君) 御異議なしと認めます。よって、意見書の処理については議長に一任と決定いたしました。 以上をもって、本定例会日程は全部終了いたしました。 この際、市長から挨拶をお願いいたします。 ◎市長小口利幸君) 〔登壇〕 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。去る11月25日に招集いたしました塩尻市議会12月定例会は、本日をもって閉会となりますが、御提案申し上げました各議案につきましては、慎重かつ御熱心に御審議を賜り、いずれも原案のとおりお認めいただきました。改めてお礼を申し上げる次第でございます。 代表質問並びに一般質問各種委員会等でいただきました市政全般にわたっての御意見・御提言につきましては、今後の市政経営の中ででき得る限り反映してまいる所存でございます。 まず、新型コロナウイルス感染症の対応につきまして申し上げます。御承知のように長野県内においては落ち着いた感染状況が続いております。しかしながら、新たな変異株でありますオミクロン株の広がりや、人の移動が多くなる年末年始を控え、第6波の到来が懸念されるところでございます。そのため、改めて感染防止の行動を市民の皆様にお願いするとともに、感染拡大の抑止と社会経済活動の両立を図りながら、感染状況に応じた対応を柔軟かつ迅速に講じてまいります。 また現在、令和4年度の予算編成作業を進めておるところでございますが、第五次塩尻市総合計画第3期中期戦略の中間年度として、目指す都市像「確かな暮らし 未来につなぐ田園都市」の実現に向けまして、子育て世代に選ばれる地域の創造、住みよい持続可能な地域の創造、シニアが生き生きと活躍できる地域の創造の、3本の基本戦略を着実に推進するため、限られた経営資源を有効に活用し、重点施策には集中配分するなど、戦略的、効果的に事業に取り組むこととしております。 本年も僅かとなりました。気象庁が11月24日に発表いたしました関東甲信地方の12月から2月までの天候は、晴れの日が多いと見通しておりますが、例年どおり積雪時における万全な対応に備え、関係機関と調整を進めながら危機管理体制の強化を図ってまいります。 議員の皆様方には健康に一層の御留意をいただき、今後ますますの御活躍をお祈りいたして、本定例会のお礼、また本年1年のお礼の御挨拶とさせていただきます。大変御苦労さまでございました。ありがとうございました。 ○議長牧野直樹君) 以上をもちまして、過ぐる11月25日から23日間の会期をもって開催されました令和3年塩尻市議会12月定例会は、これをもって閉会といたします。 誠にお疲れさまでした。                              午前10時32分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  令和3年12月17日                         塩尻市議会議長  牧野直樹                         塩尻市議会議員  青柳充茂                         塩尻市議会議員  金子勝寿                         塩尻市議会議員  山口恵子...